親に聞いておくべきこと

こんにちは、司法書士の高橋です。

年末年始はいかがお過ごしでしょうか?ご実家に帰省される方も多いかと思います。久しぶりに会えた家族や親戚と一緒に、今年の報告をし合いながらお酒を酌み交わすのは、楽しいものです。

そこで、私から一つご提案です。もしご両親がご健在でしたら、是非、「今後の老後はどう過ごしたいの?」と聞いてみてください。お正月のおめでたいときにそんな事は聞けない、との反論もあるかも知れません。ただ、皆さんは、ご両親の老後の希望をちゃんと聞いていますか?そして、その希望に応じた準備をしていますか?超高齢化社会の日本において、寿命が伸びている一方で、認知症になる方が非常に増えています。2025年、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になるというデータもあります。認知症になる前に、元気なうちに両親に老後の希望を聞いておかないと、非常に大変な現実が待ち受けています。例えば、介護を自宅で受けたいのか、施設で受けたいのか、また、死亡後の葬儀やお墓をどうしたら良いのか、などを聞いておかないと、いざ両親が認知症になった現実と直面したときに、何から手をつけて良いのかが全く分からなくなるからです。いざという時に困らないためにも、両親に老後の希望を聞いてみてください。

ただそうは言っても、やっぱり両親に老後の希望なんて聞きにくい、というのであれば、オススメしたいものがあります。「ハッピーエンディングカード」です。このカードは、カードゲームで遊びながら、老後の希望が明らかになるカードです。ご興味があれば、事務所までお気軽にご連絡ください。

それでは、良いお年を。