代表挨拶

身近なくらしの中の法律家を目指して

司法書士 髙橋哲 私が「司法書士」に初めて出会ったのは、大学2年の夏。
就職氷河期真っ只中、周りの親友が司法試験や国家公務員など資格を目指して勉強を開始していたとき、最難関の司法試験以外に、他に法律に関する仕事が無いかどうか、大学生協の書店で探していたとき、たまたま見つけたのが司法書士でした。多重債務者など困っている人を助けることができる資格だと分かると、これだと思い、試験勉強を決意。
大学在学中は大学と試験予備校のダブルスクール、大学卒業後は、司法書士事務所で勤務しながらの資格勉強を続け、平成19年にようやく合格。気づいたら、この資格を目指して勉強を開始してから9年も掛かっていました。
試験勉強中は勉強漬けの辛い日々でしたが、その際に家族をはじめ、司法書士事務所で一緒に働いた先輩や仲間など、沢山の人々に支えてもらいました。その時の恩義を忘れずに、日々の仕事に励んでいます。
平成23年6月には、東日本大震災の被災者向けの法律相談で気仙沼を訪問し、また、成年後見業務については積極的に受任し、これまで70件近くの案件に携わっています。
最近では、成年後見業務の現場を一般の方に知ってもらいたいという意味で、成年後見に関するセミナー講師も担当しております。日本がこれから超高齢化社会に突入していくにつれ、自分の身は自分で守る時代となってきました。
今後は、特に高齢者の方々が安心して老後の生活を送れるように、地域一番の身近なくらしの中の法律家を目指して、法的サービスを提供できるように努めて参ります。

平成29年10月1日
髙橋哲司法書士事務所
司法書士 髙橋哲