こんな時だからこそ、「終活」始めてみませんか?

文京区の認知症対策司法書士髙橋です。

新型コロナウイルスの影響でなかなか外出できない日々が続いています。こんな時だからこそ、ご自身又はご両親の介護・医療など、どのような人生の終わりを迎えたら良いのか考えてみるのはいかがでしょうか?

「終活」というと、少し後ろ向きで敬遠しがちですが、私の仕事の経験上、脳梗塞で倒れてしまった後や認知症になってしまった後では、ご本人とコミュニケーションが取れなくなってしまうため、家族ですら、何から手をつけたら良いのか分からず、途方に暮れている姿をよく目にしてきました。何かがあってからでは遅いんです。人生100年時代、元気なうちに将来のことを考えておくことが、ご本人にとってもご家族にとっても非常に大事になってきます。特に、ご家族がいらっしゃらないおひとり様の場合は、早め早めの対策が重要です。

終活といっても、いきなり遺言書を書くことから始めるより、もっと簡単なものから始めても良いかと思います。例えば、自分が不慮の事故に遭ったときに家族と連絡がつくように、連絡先を書いたカードを財布に入れておく、などであればすぐにできますよね。自分が気になっていてすぐにできることから始めてみましょう!

私の事務所では、「ハッピーエンディングカード」という老後にやるべきことが分かるカードゲームを相談者の方にやってもらっています。ご興味がある方は、事務所までご連絡ください。